朝、駅に着いたら顔見知り程度の知り合いが目の前をゆっくり歩いてて
このまま歩いたらきっと追いついてしまい、挨拶をしなければならなくなってしまいとても気まずい想いをする羽目になるのは嫌だから、私も前にいる知り合いに歩幅を合わせるけれど、もしもそんな考えを知り合いに気づかれて、私と知り合いの間に変な空気感を漂わせてしまうから、知り合いに気づかれないように早足で追い抜こうと一瞬考えたけれどそれは100パーセント気付いてしまうだろうし、朝からそんな危険な行為はすべきじゃないなと思い、とりあえず右側の道路を渡り反対車線にあるコンビニに行こうと思い渡ろうとしたら、目の前にいる知り合いも私と同じ方向に歩き始め、私が行こうとしているコンビニに行くような体制で歩き始めたもんだから、私は万が一知り合いが後ろを振り向いて私の存在に気づいたらなんて挨拶をしようか考えて、逆にもしも後ろを振り向いても私のことをそこまで知らず、顔を合わせても向こうが知らない可能性もあるし、もし向こうが私のことをそこまで知らないのに私が挨拶してしまい、自分で被爆するような自殺行為に発展したら最高に気まずくてきっと奇声を発して走って逃げるだろうなあ…と、
わずか1秒の間にそんな妄想をしていた12月28日朝8時35分。