人生は割と想定外

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様々なジャンルのニッチな話題を一方的な独断と偏見で深掘りしてく雑記ブログ

何もせず高確率でタバコをやめられそうな方法

入院していると様々なコトやモノを制限されての生活を余儀なくされる。ある日突然、社会生活から遮断されたような、刑務所での堀の中のような感覚。『健康』というゴールに向かって熱狂的な爺や婆が規則正しく生活している。

そうすると、タバコなんて当たり前だが御法度である。私は病気の関係で、たまたま今タバコを禁止されている。
しかし、吸えないストレスで辛い思いをするくらいなら、ということであくまで自己判断だが、施設内のはるか遠くに設置された喫煙所に行けば吸う事ができる。

しかし今、タバコはあまり吸いたいと思わなくなってしまった。もちろん入院している環境というのもあるだろうが、私はこの方法で実際にタバコを吸わない日々を過ごしているし、吸いたくならないので興味ある方は試してみて欲しい。

その方法とは、数日間に渡り絶食もしくは断食すること。これこそ、禁煙を成功させる1番の方法だと感じた。
というのも、私は入院をきっかけに半ば強制的に絶食しなければならず、10日にも渡り点滴だけの日々を過ごしていた。腹が減って胃がキリキリ痛んでも、医者から許可が下りずアメ玉でしのぐ毎日。まるで減量中のボクサーのような気分だった。そんな状況で空腹が辛くて、タバコなんてとても吸う気にはならなかった。

禁煙なら過去に何回かやってみたことがあった。たまたま新発売の銘柄があまりにマズくて、そこから3ヶ月くらいやめていたが、新しく勤めた職場がヘビースモーカーばかりで、吸ミニケーションせざるを得なかった。

また、今は禁煙に成功してもうすぐ数年経つ妻に至っては、当時まだ目新しかった禁煙外来で処方された薬の副作用で鬱気味になり、毎晩悪夢を見るといっていた。結局、妊娠を機にスパッと辞めてしまった。今も吸いたくなると言うが、彼女は多分吸わない気がしている。子供もいるし。

話は戻るが、絶食を経た今、タバコを吸いたいと思わない日々を過ごしている。禁煙した連中に聞くと、大体1日目〜7日目くらいが吸いたくなるらしい。私はその期間は絶食のピークで、とにかくメシが食いたくて食いたくて食いたくて…ラーメン二郎や家系ラーメンの画像ばかり眺めていた。また、談話室という患者同士のコミュニケーションルームで知り合った車椅子の婆が、病院食がマズイだの食いたくないだの、小学生レベルのワガママを抜かしていたので割と本気で叱ってしまった。そのくらい、空腹は辛かった。

と、いうことで禁煙に絶食は効果が高いと身をもって体験したので興味ある方は試してみるといいかもしれない。

ちなみに、絶食は2度とやりたくない。