既婚者トーマスには休みなんてなかった
新年あけましておめでとうございます。旧年中は格別のご厚情を賜り、誠にありがとうございました。本年も変わらぬお引き立ての程よろしくお願い申し上げます。 皆様のご健勝とご発展をお祈り申し上げます。
なんてクソみたいなビジネス文章を一番最初に書き連ねる私はぬるま湯に浸かりきってキバを抜かれた飼い犬、クソ社畜サラリーマンである。もちろん、家でも飼い犬人生を楽しんでいる。
年末の休みに入ってから、朝から晩までずっと家事と子供たちの世話に追われている。既婚者(ここでは子持ちを指すが)は休みなんてないのだ。私は今の妻と数年間の同棲を経て結婚、さらに数年かけて子供を授かったのだが、子供がいない時は人生ラクショー、仕事はチクショー、ロシアはハラショーだった。
しかし子供ができて、大きく変わってしまった。すき家を運営している株式会社ゼンショーが以前問題になった従業員へのブラックな対応のように、家庭はまさにブラック企業のようだ。正直、仕事をしている方がラクショーかもしれない。先程、子供に叩き起こされて食事を催促された。
食事を済ませたら家族で初詣のため車を運転し、その後は親戚が来たら会わなきゃいけないし、来なかったら子供とマンツーマンで遊ぶというハードスケジュールだ。
昨晩、子供と相撲をしたら腰をやってしまった。しかし父親には休みなんてない。父親は、大変だ。